レッドウッドの角型プランター
ホームセンターでレッドウッドというガーデニング用に販売されている腐食に強そうな枕木に似た材木を見かけました。今まで自作のプランターには何年でももつ様に石やセメントを材料にしてきましたが、たまには風合いの違う木の材料を試してみることにしました。底には余っていたガーデニング用のタイルにダイヤモンドカッターで＃状に切り込みを入れ水抜き穴を開けて、その上に四枚のレッドウッドを巴状に乗せます。この時接着には酢酸ビニル系の接着剤をはみ出ない範囲でたっぷり塗ってつなぎ合せます。そして開かないように針金で周囲を括って数日間固定します。最終的には接着だけでは少しずつ開いてきたので長い釘を下穴を開けて二本づつ各コーナーに打ち込んで固定しました。腐食に少しでも強くするように内面にロウを溶かして塗り込んでみました。
木が分厚かったのでどっしりとした構えにはなりましたが、プランターとしてはもう少し土を入れる部分のボリュームが欲しかったですね。何年持つかは分かりませんが、並べてみると結構趣のある物になったような気がします。石造りばかりになると耐久性についてはこれ以上いいものは無いのですが、どうしてもやはり優しい感じが損なわれるのでバランス的にもいいかなと思えてきました。

左は出来上がったプランターを家の前の排水溝の蓋の上に並べたものです。南側を向いている為、夏は日当たりが良すぎて、石のプランターだと熱くなってしまうと思うのですが、木だと緩和されるのではないでしょうかね？何という植物か忘れましたが、黄色い花の咲く低木を植えてみました。居心地はいいようです。一週間もしないうちに雨にさらされて茶色い色が落ちて来ましたが、何年かすると更に風合いが出てくるかなと思います。