ステンドグラス事始め
ステンドグラスにも本来、伝統的な技法も色々とあるのですが、近年になって私たちが手軽に作れるようになったのは、「ティファニー式」と言われる技法が開発されて、巷ではそのティファニー式が所謂ステンドグラスの代名詞としてと呼ばれている事が多いのです。
簡単に言うと、色の付いたガラスにカッターで傷を付けてこれをカット（実際には割る）して、カットしたガラスを削って仕上げて、この周囲に胴テープを巻き、モザイク状に付き合せて並べてハンダで接合する。これを洗浄して接合した金属部分を黒い色などに染めて仕上げる、と言う具合です。
この為に、大きな道具は必要ありませんが、画像の様な細々とした道具や材料が必要となります。詳細な説明とか購入方法は、ステンドグラスの教室やYouTubeやサイトに譲ります。
もう一つ重要なのは、作業台と作業スペースです。作業台はコンパネなどを使って簡単に作れると思います。唯、ガラスを割ったり削ったり、ハンダ付けをしたり、専用の仕上げ材なども使い汚れるので、アトリエの様な屋内スペースがない場合には屋外に作業スペースを求めなければなりません。それから本格的にやるには、材料のガラスの置場スペースも必要です。私の場合には、家の周囲に作業机を置いたり、藤棚の下にテントで仮設のアトリエを設けたりしています。