マーブルストーンのプランター
ホームセンターでマーブルストーンという艶のある透けたいろんな色の石の混ざったものを売っていました。本来は庭とか水槽の底に敷いたりして使うのでしょうが、緑の玉石の丸型のプランターが思いのほか綺麗に仕上がったのでこの石を使って同じようなプランターを作ってみることにしました。

土台として、本来は汚くなって捨てても良いような籠を使いたいのですが、今回は丁度そういうものがなかったので植木鉢を中に入れて飾るプランター用の新品の籠を使いました。最初に上の縁の所の石を並べることにしました。これは、上の列の石はオーバーハングして接着剤でも固定しにくく、どうしても内側に入り込んで綺麗に他の石と同じ面に並ばないからです。緑の玉石の丸型プランターの仕上がりと比べてもらうとお分かり頂けると思います。こうして前の作品の改善すべき点を次回の作品に反映するようにします。そうすれば段々と工法の改善がなされて作品のレベルが上がっていきます。

籠に玉石を接着剤で貼り付けていきます。石を順番に隣接しているところから貼り付けていきますが、余り一度に多くを貼りつけることができません。玉石が自重で貼り付いて一日くらい経って接着剤が固まるまで動かせないので、籠を回転させながら６回位に分けて貼ります。途中の状態では片側に玉石の重さがかかるために籠が回転するので固定が必要です。少しずつ気長に行うことが必要です。左の画像は籠をほぼ一周させて最後に貼り残した所に帰ってきた状態です。

その後は画像がありませんが、表からセメントを玉石の間に詰込んでいきます。これ以降は、緑の玉石の丸型プランターと同じなので参考にしてください。セメントと砂を混ぜてモルタルを作り、ゴム手袋をして練りながら玉石の間に詰込んで行きます。全周の三分の一位をセメントで埋め暫く放置してセメントが半乾きになるのを待ちます。そして余分に付いたセメントを濡れタオルで落としながら洗い出して行きます。