山小屋の会員ページ

山小屋
昭和５７年秋に、当時皆独身だった（今でも・・・の人もいる。）メンバーに声をかけ、鳥取の大山に８人共同で山小屋「モミの木」を建てました。以来、一部のメンバーはそれぞれの都合で離れていますが、オーナー同士、友人や家族を連れて何度山小屋を訪れたことでしょうか？
最初のうちはやり方が全く分からないまま木を植えることから始め、町に育った私は自然に囲まれた山小屋での生活を通して次第に何でも自分の手でやる事の楽しさが分かって来ました。何でもこの山小屋で作り、試行錯誤で色々な物を作る事を覚え、後に家を建ててからDIYの道に入るきっかけになったのは他ならぬこの山小屋だったと思います。
大山は、春は緑、夏は海、秋は山、そして冬は雪が綺麗です。毎年、それぞれの季節に何度訪れても、いつも山は優しく私たちを迎えてくれて、飽きる事がありません。
山小屋を建てた翌年に結婚し、子供が出来てからも家族でよく行きましたから、家族の想い出とこの山小屋が重なっている部分が沢山あります。山小屋の周囲に生えていた松が大きくなったのと同じ様に子供たちも大きくなりました。新築当初は山小屋の杉の匂いがぷんぷんしていて街に帰っても残っていましたが、さすがに最近はもうそんなに感じなくなって来ました。でも家族の皆で訪れると、子供たちはその時の匂いが未だ残っていると言います。自分たちが小さかった頃、もっと大きく感じていた山小屋の記憶を掘り起こして成長を実感するようです。

ウッドデッキ
このデッキは、もともと新築時に出来ていたものが１０年位して朽ちてきて、そこでオーナーで共同して拡張と修復したのがこのウッドデッキです。やられていない根太はそのままにして、他の構造を再現しながら幅を広げて前に出しました。階段部分が最も細工が難しいですが、コピーしたら結構簡単でした。最後に水性塗料で塗装して完成です。画面にはありませんが、同様に玄関のポーチも修復して、余りの材料で椅子テーブルも作り、満足の行くものが出来ました。現地で材料を買って、４人で５日間位かかったと思います。